INTERVIEW 03

総合企画部
企画部門

堤 優太

調査役
2009年入庫

今を読み解き、未来を予測する。
様々な知見を借りながら、
明日の中央ろうきんを創っていく。

入庫動機

「幅広く様々な業種を見てみたい」という思いがあったため、業種や職種はあえて絞らずに就職活動を進めていきました。
もともとろうきんという存在は知っており、低利な融資商品やATM手数料キャッシュバック制度など、顧客に寄り添った商品、サービスが充実している金融機関という印象を持っていました。他の金融機関もいくつか見ていく中で、労働組合の方々に特化した組織であるというところに特殊性を感じ、興味をそそられました。
また、面接を通じて、中央ろうきんが他の企業に比べて最も学生の個性を引き出そうとしていたのを感じ、その印象から「顧客一人ひとりに親身な対応を行う」ことが企業風土として定着している組織だと感じました。ここなら自分の目指すはたらき方ができるのではないかと思い、入庫を決めました。

現在の仕事

現在、私は総合企画部に所属し、中期経営計画や事業計画など金庫の経営に関わる企画業務を担当しています。先々の金庫の収益やコストなどが今後どれくらいかかるのか、シミュレーションを行ったり、収益を上げていくために必要な施策を立案したり、コスト面で削減できる部分などの分析を行い、各会議で提案を行っています。シミュレーションは、適切かつ正確さが求められるため、学生時代理系を専攻していたことや、財務部での経験が活かされていると感じています。
労働金庫は他の金融機関と異なり、労働運動という観点で業務を進めていくことを軸として持っていなければならないと思っています。一方で収益を上げていかなければならないという面もありますので、収益やリスクのバランスを見ながら、客観的に検討していくことも必要だと考えています。

働いてみて感じる、中央ろうきんの印象

金庫の中期経営計画や事業計画といった重要な業務に関わらせていただいているので、求められる部分は大きく苦労する部分もありますが、その分、責任のあるやりがいのある仕事だと感じています。
今後の金庫の収益やリスクのシミュレーションを行うには、多方面の部署の方たちと連携して進めていく必要があります。それぞれの部署と調整を取っていくことは大変な面もありますが、自分の専門ではない分野の方々の意見やアイデアを取り入れて、今後の経営計画に反映していくことができることに面白さややりがいを感じます。

印象に残っているエピソード

入庫後4年間は営業店で勤務し、その後、本部の財務部へ異動することになりました。異動が決まったときに、それまでお世話になったお客さまに異動の挨拶をする機会があったのですが、「堤さんは、いつも明るく笑顔で挨拶をしてくれて好感が持てた」と褒めていただき、喜びを感じました。
当時は異動による環境の変化に対しての不安を感じていたのですが、お客さまからお言葉をいただいたことで、「気持ちを新たに頑張ろう!」と、気持ちを切り替えることができました。
仕事が早いとか遅いとか、頭がいいとか悪いというのは、なかなか意識して変えられることではないですが、挨拶をして人に良い印象を与えたり、受け止めてもらうことは誰にでもできることだと思っています。
笑顔とあいさつを忘れずに、これからも業務に取組んでいきたいなと思っています。

職場環境、人間関係について

入庫した当初も上司が若手の意見を積極的に聞いてくれていました。現在の総合企画部でも、重要な計画などを考えるにあたっては、上司や先輩など、各方面から意見を伺う必要があるのですが、みんな真剣に自分のことのように意見を出していただけて、そういった面からもチームワークが良く、風通しの良い職場だと感じています。
また、人間関係の良さも魅力です。入庫当初は右も左も分からず、失敗続きで自信を無くしそうになったこともありましたが、その度に、同期や先輩方に励ましていただき、前向きに仕事に取組むことができました。
私が後輩と接するときは、自分の考えを押し付けないように心がけています。自分が若手のときもそうだったのですが、自分で気づくということが、成長していくうえでとても重要なことだと思っているので、ある程度自由度を持った状態で日々業務に取組んでみて、要所要所でアドバイスができるような、そんな先輩でありたいと考えています。
同期に関しては、同志と思っています。厳しい社会情勢の中でも、中央ろうきんの役割発揮に向けて、日々一緒に挑戦していける大切な仲間です。

今後の目標

いまの部署では、先々、お客さまの目に留まるような資料を作っていかなければなりませんので、金融に対して関心のない方にも伝わる、わかりやすい資料を作成することを心がけていきたいと思っています。
中央ろうきんの職員として、一人ひとりのお客さま、営業店の職員を含め全ての人たちに信頼される人間でなければならないと考えています。そのために、知識の習得だけでなく、人間性の面でも努力を重ねていき、頼られる職員になれるように頑張っていきたいと思っています。

MESSAGE

就活生に向けてのメッセージ

連日の就職活動お疲れさまです。面接やグループディスカッションなど、緊張してうまくいかないこともあると思いますが、上手に話すことよりも自分らしく話すことを意識してください。その結果就職することができれば、皆さんの納得できる社会人生活が待っていると思います。頑張ってください!

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