INTERVIEW 01
事務部門
北村 美樹
2019年入庫
日々の発見が成長の源。
学びを重ね、視野を広げ、
金融のスペシャリストへ。
入庫動機
就職活動を始めた当初は、「人と接する機会が多く、人を支える仕事がしたい」と漠然と考えており、金融業界やクレジットカード業界、印刷業界など幅広く業種を見ていました。
中央ろうきんは、大学主催の説明会で初めて知り、その時に聞いた「はたらく人のためにはたらく」という、他の金融機関とは異なる理念に共感したことに加え、職員の方々の雰囲気のやわらかさや、休暇制度の充実など“働きやすい環境”が整っていると思ったことから入庫を決めました。
現在の仕事
中央ろうきんはジョブローテーション制度によって、事務、融資、渉外といった幅広い業務に携わり、さまざまな知識や経験を身に付けられるようになっています。
私は入庫後、営業店の事務部門に配属となり、1年目は主に窓口でお客さまをご案内するという窓口業務を担当しておりました。
現在は後方事務の担当として、渉外担当者が訪問先でお客さまからお預かりした書類のチェックや事務処理などをメインに業務を行っています。繁忙時には窓口業務のサポートとして、来店されたお客さまと直接接する機会もあります。現在では入庫2年目となり、お客さまがご依頼された入出金の処理だけでなく、さまざまな金融商品の提案や販売も行えるようになりました。
働いてみて感じる、中央ろうきんの印象
入庫前の印象と一番大きく変わったのは、お客さまである労働組合の方々との関わりについてです。お客さまと銀行という関係ではなく、仕事のパートナーであり仲間のような、あたたかく距離感が近い、とても良い信頼関係が築けていると思います。
また、就職活動中にも魅力を感じた点ではありますが、休暇制度の充実や勤務管理体制がしっかり整っていると、実際に働いてみて改めて感じています。金融機関はハードワークのイメージがあったのですが、当金庫は5日間の連続休暇制度や、無駄な残業をしないための工夫がされているなど、良い意味でのギャップがありました。
仕事のやりがい、難しいところ
窓口でお客さまに商品や制度の説明をした際に、「本当によくわかりました、ありがとうございます」と言っていただいて、実際にご契約いただけたときは、自分の説明でお客さまに納得していただけたことに、やりがいを感じます。
難しいところは、やはりミスをしてしまった時です。業務の性質上、自分一人でミスを取り返すことが難しく、上司でなければ取消し処理ができないこともあるので、そういったときは、自分のミスで他の方に迷惑をかけてしまったなと、厳しさや難しさを感じます。しかしこのような失敗を通じて、改めて迅速かつ正確に業務を行うことの大切さを学びました。
また、業務進行について、その都度上司に“ほう・れん・そう”を欠かさないことも大切だと思っています。
印象に残っているエピソード
入庫後、窓口業務を担当して最初の半年ぐらいは、目の前の業務に精いっぱいで、お客さまからのご依頼に対応するだけで、お客さまに対してプラスアルファの商品提案をする余裕もありませんでした。そこから日々経験を重ね、だんだんと気持ちに余裕ができてきた頃、初めてお客さまに商品の提案をさせていただいたときのことを今でも鮮明に覚えています。
窓口でご案内させていただく中で、お客さまの資産形成ニーズに合いそうだなと思い、つみたてNISAのご提案をさせていただきました。ご提案に納得いただき、実際にご契約いただいた時は、人の役に立つことができたと思い嬉しくなりました。
手続きが終わった際に「ありがとうございました」と、お客さまにとても感謝していただいたことも印象に残っており、あのときの経験が現在の仕事のモチベーションにつながっています。
職場環境、人間関係について
入庫前は、先輩や上司など、年上の方たちと仕事をする中で、自分の言いたいことや悩みなどはなかなか言えない雰囲気があるのかなと思っていたのですが、実際は、誰かが大変そうにしているときには周囲の方が声をかけて、自然と協力し合える環境です。分からないことがあった時も、先輩職員や上司はいつでも気軽に相談に乗ってくれて、非常に風通しのいい職場だと感じています。
また、同期の仲もとても良く、同じ時期に働き始めて、同じような悩みを抱えていることが多いので、共感し、励まし合える仲間がいるということはとても心強いと感じています。
今後の目標
まだ事務部門しか経験していないので、これから融資部門や渉外部門などの業務も一から覚えていき、いろいろな業務を経験したいと思っています。
中でも融資部門の業務は、一人ひとりのお客さまと向き合い、「お客さまのためになにができるのか」じっくり解決策を考えていく業務だと思うので、携わるのが一番楽しみです。
入庫2年目となりましたが、知識や経験の面でまだまだ足りないことばかりです。商品の知識や資格取得のための自己学習を重ね、1日でも早く周囲の方々の助けになれるような存在になりたいと思っております。
また、お客さまのためという本来の目的を見失わずに日々の業務を行いたいと思っております。
MESSAGE
就活生に向けてのメッセージ
初めから「この仕事は向いていないんじゃないか」などと苦手意識や先入観を持って業種や職種を絞りすぎることはせずに、たくさん情報を集めて、就職活動の軸というものを自分なりに決めていってほしいと思います。
時々息抜きをしながら、自分で納得のいく就職活動をしていけるように頑張ってください。