メッセージ

上級執行役員 山崎 英一

理念を貫き、
働く人たちとともに歩む。

ろうきんは、はたらく仲間たちが助け合いの精神から資金を出し合いつくられた福祉金融機関です。商品やサービスこそ一般の金融機関と大きな違いはありませんが、営利を目的とせず、集められた資金ははたらく人たちの生活を支え、より豊かにするために役立てられるのが特徴です。ろうきんが設立されてから70年、関東7都県と山梨県の8つの労働金庫が統合し「中央ろうきん」が誕生してから20年が経った今日でも、その理念や精神は変わることなく、職員全員が同じ目的意識をもって業務に取り組んでいます。

昨今のコロナ禍では多くの人が大変な困難に立たされ、職員一人ひとりが使命を果たすべく全力で支援にあたってきました。そして、お客さま一人ひとりに寄り添い続ける中で私たち自身もたくさんの気づきを得て、商品やサービスはもちろん、お客さまの多様化するニーズに応えるべくさまざまな業務の見直しを図ることができました。ピンチをチャンスに変えるとはまさにこのことでしょう。お客さまとともに歩む組織だからこそたどり着けた結果だと思っています。

少子高齢化や技術革新などにより、日本の金融業界もまた大きな変革期を迎えています。デジタル化へのシフトや店舗の統廃合など各金融機関は生き残りをかけた厳しい選択を迫られており、そのような状況はろうきんにおいても決して他人事ではありません。だからこそ私たちの大切な理念をしっかりと守り、はたらく人たちのために本当に必要な改革を進めていかなければなりません。これまでに得られたさまざまな気づきを今後ろうきんの成長につなげていきたいと思います。

私たちが求める人材像は、「チャレンジ精神」「自律性」「協働意識」の3つが柱となっています。従来のやり方にとらわれず、何をすべきかを自ら考え、皆と力を合わせて具現化していくことが重要であり、その積み重ねがお客さまへの丁寧な対応につながっていくからです。ろうきんは人を大切にする組織です。お客さまはもちろんのこと、職員一人ひとりに対してもともに支え合う仲間だと考えています。私たちの精神に共感し、一緒にこれからのろうきんをつくっていく皆さんとの出会いを楽しみにしています。

中央ろうきんが求める人材像

  • チャレンジ精神

    従来のやり方に縛られることなく、困難を乗り越えて新たな取組みを進めることができる人

  • 自律性

    自らが課題を創出し、高い目標意識と責任感を持って主体的に解決を図ることができる人

  • 協働意識

    さまざまなステークホルダーとの連携も含め、ネットワークを最大化できる人

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